【評】
両校合わせて24安打の打撃戦となった。3回までに4点を奪われる苦しい展開。3回に1点を返すものの、6回に2点を奪われ5点差とされる。6回の裏に相手投手の制球の乱れを突いて塁を埋め、8番水谷開の2点適時二塁打、2番欠掛の適時打で3点目を奪うが反撃もここまで。開幕戦勝利とはならなかった。
初戦の敗戦から気持ちを切り替えて挑んだ第2戦。2回安打で出塁した5番辻本をリーグ戦初先発の内藤が中前安打で1点を先制。続く3回、先頭の2番欠掛が安打で出塁すると辻本の三塁打、6番小椋の左前安打で2点を奪い試合を優位に進める。 しかし、その後、中盤から三重大学の打線に投手陣がつかまり6点を奪われ敗戦し、勝ち点を奪われる結果となった。
初回、1番藤が出塁し、2番欠掛がバントで送り1死2塁とし、3番辻本の左前安打と敵失で1点を先制。続く2回も3安打で1点を奪い2対0とリード。 3回に1点、6回に2点を奪われ、逆転を許す展開に。 6回4番沖邉の右越本塁打で同点とする。その後、両者決定打を欠き、延長12回引き分けとなった。
3回9番村瀬が安打で出塁し、藤のバントが野選を誘い、欠掛、小椋の安打で3点を先制するが、その裏、相手打線に3点を献上。4回も3点を奪われ3点差の苦しい展開。6回にも1点を奪われ4点差のまま9回へ。 9回表先頭の内藤が三塁打を放ち、9番村瀬の内野安打、藤、欠掛の連続安打で1点差まで詰め寄るが反撃もここまで。鈴鹿国際大学に痛い1敗を喫した。
2点をリードされた8回裏、先頭の9番村瀬中前安打から好機を広げ、3番藤、4番沖邉の連続適時打で2点を返し同点に。今季2度目の延長戦に突入し、1点差で迎えた10回裏、敵失等で無死満塁とし3番藤のサヨナラ安打で勝利を収めた。
3回1死3塁から1番辻本の適時打で1点を先制。さらに犠打で辻本を進めると3番藤の適時打で2点目を奪う。続く4回には、7番白石の右線二塁打から好機を作り、1番辻本、2番欠掛、3番藤の3連打で3点を加え相手を突き放し、9回にダメ押しで1点を奪い試合を決めた。 投げては1年生の坂本が相手打線を3安打に抑え、完封勝利を抑えた。
1対2と2点をリードされた8回裏、代打池之谷が四球で出塁し、9番村瀬の右前安打で1・2塁。1番辻本が送り、2番欠掛の中前安打で2点を奪い同点になるが、10回にミスから1点を奪われ試合を決められた。
そつのない攻めを見せて逆転に成功した。 2対4で迎えた8回、死球で出塁の2番欠掛が敵失で二進後、5番小椋の適時打で生還。さらに6番水谷の内野安打で1死満塁とし、7番内藤の犠飛と8番榎本の内野ゴロが敵失を誘う間に2点を加え逆転した。
両者一歩も譲らぬまま規定の3時間を超え引き分け再試合となった。 初回1番辻本が右前打で出塁後二盗し、犠打、犠飛で1点を先制。その後、2点を奪われたが、6回に1点を奪い同点とするものの、その後1点が奪えず、引き分けとなった。
そつのない攻めで皇學館大学に逆転勝ち。 1点を追う、5回押し出しで同点にすると、続く6回3番藤が四球で出塁すると、犠打で2塁へ進め、6番辻本の適時打で勝ち越し、8回には7番水谷開の中前適時打で1点を加え、試合を決めた。 投げては、先発細谷が最高のピッチングで完投勝利した。
