クロロコックス目

【和名：】細胞は55～80μmの大型種．何層かの鞘に入っている．比較的寒冷な地方に見られ，北海道の腐植性湖沼や高層湿原から知られるが少ない．

【和名：】細胞は10～35μm．2，4，8個の細胞が集合して鞘に入っている．腐植性水域や水草の多い池沼にも出現する．

【和名：アオコ】 3.5～6.6μmの球形の細胞が大きな群体を形成する．水の表面に浮き「水の華」を形成する．湖沼の「富栄養化」や「汚濁」の代表種とされるが，最近は減少傾向にある．30℃以上の高水温を好み，夏季に全国的に見 …

【和名：カンテンアオコ】カンテン質の中に入っていることで，いくつかあるアオコの種類の中で区別しやすい．全国の湖沼に普通に見られる．

【和名：アオコモドキ】細胞は1.5～6.5μm．群体は50～150μmの球形あるいは変形した楕円形．寒天状基質に包まれて，その外縁により密に細胞が並ぶ．全国に広く分布し，Microcystisと同時に出現する例が多い． …