珪藻綱
Surirella apiculata var. constricta
【和名: 】 長さ50~110μm.両端が尖る.Surirella angustaと混同されていると思われ,報告例は少ない.河川,湖沼の砂上に付着する.
Surirella capronii
【和名:】 長さ120~350μmの卵円形で,幅は60~125μm.中心区に細長くするどい,大きな刺状突起を有する.翼溝は100μm当たり7~15本.全国の湖沼,河川,鉱泉に広く分布する普通種.
Surirella pantocsekii
【和名:】 長さ75~125μm,幅8~9μmで,両端が幅広で丸く突出する特異な形態で,他の種との区別は容易である.全国の池沼や河川など,分布は広いが量的には少ない.
Tabellaria fenestrata
【和名:ヌサガタケイソウ】 長さ30〜110μm.ジグザク状あるいは星状に群体を形成する.代表的な貧栄養性種で,腐植性の池沼や湿地に見られる.
Ulnaria ulna
【和名:マルクビハリケイソウ 】 長さ50~600μm.従来Synedra ulnaあるいはFragilaria ulnaとされてきた.全国の河川,湖沼に広く分布する.