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2016年3月29日(火)、電子顕微鏡体験会を実施しました。学外向けの体験会としては、3月17日に続き2回目です。
この日は午前中に川越高校自然科学部の生徒様7名、午後は山手中学校理科部の生徒様4名が、それぞれ先生1名と共に来学されました。説明と進行は、環境情報学部教員で生物学研究所研究員である、田中正明教授と牧田直子准教授が担当しました。
川越高校様の体験会では、キャンパスで蟻を捕まえ、実体顕微鏡と電子顕微鏡でそれぞれ観察しました。理系に進む予定の生徒の方もおられ、顕微鏡の操作もスムーズにマスター。それでもやはり、はじめての電子顕微鏡での観察は印象が強いようで、鮮明に映し出される蟻の姿に様々な質問が飛び交いました。また蒸着した蟻を実体顕微鏡で観察し「超合金のよう」、「きれい」などの感想が聞かれました。
山手中学様体験会では、午前と同様に蟻を捕まえて観察しました。体験会の冒頭から「蟻を処理するのに使用した薬品は何ですか?」と質問するなど、参加者はとても積極的でした。「顕微鏡を見始めると、楽しくてやめられない」ということばのとおり、それぞれが熱心に観察し、時間が足らないほどでした。引率の先生が持参されたヒノキの木片の観察も試みましたが、残念ながら実体顕微鏡での観察までで時間切れ。田中・牧田両教員から「ぜひまた来てください。ヒノキは、そのときに、電子顕微鏡で観察しましょう」との発言があり、生徒さんたちも頷いてくれました。最後にひとりずつ感想を述べていただきましたが、全員から「電子顕微鏡が、こんなにすごいと思わなかった」という感想が聞かれました。
午前、午後共に、学校が休みである中、参加してくださる熱心な方ばかりでした。引率の先生のご説明やコメントも勉強になり、和やかな雰囲気の中で進められた、充実した体験会でした。ぜひ、またご来学いただきたいと思っております。

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【顕微鏡について説明を受ける】

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【蟻を確保】

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【電子顕微鏡を自分で操作して観察】

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【蟻をピンセットで移動】

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【実体顕微鏡で観察】

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【電子顕微鏡の仕組みも勉強】

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【ペアで電子顕微鏡を操作】