2018年6月9日(土)、四日市大学同窓会主催のイベントに生物学研究所が協力し、「電子顕微鏡体験会~ミクロの世界をのぞいてみよう!~」を開催しました.卒業生とそのご家族を対象にしたイベントで、今年で3年連続の開催となります.今回は卒業生の親子合わせて3組9名の参加がありました.
今回もご家族ごと順番に1時間ずつ体験していただく方法を採り、参加者が持参した試料を実態顕微鏡と電子顕微鏡で観察しました.試料は、蟻、ダンゴ虫、和紙、コピー用紙、花粉、葉、茎などです.参加者の皆さんは電子顕微鏡を制御しているパソコンを実際に操作し、肉眼では見えないミクロの世界の観察に興味津々.子供たちからは「授業で習った気孔を大きく見れて良かった」「電子顕微鏡で生きものを見て、とてもこうふんした」「花の茎の白いつぶが見れてびっくりした」などの感想をいただき、卒業生には久しぶりに訪れた母校で、ご家族と一緒に知的興奮に満ちたひとときを過ごしてもらいました.
【試料をプレパラートへ】
【実態顕微鏡での観察】
【電子顕微鏡で観察する前に試料を金で蒸着】
【電子顕微鏡での観察】