2022年6月4日(土)「水田でのプランクトンの採集と観察」と題した三重ジュニアドクター育成塾・エリアEの講座を実施しました.担当したのは生物学研究所の田中正明所長と牧田直子研究員で、三重県下の小中学生9名が参加しました.

今回は「湖沼と水田のプランクトンにはどのような違いがあるのか」という課題で、まず、プランクトンが生態系の主要な生物となる湖沼とプランクトンについて田中所長の説明を受けました.そして、様々な湖沼のプランクトン試料を生物顕微鏡に搭載したカメラで撮影してモニターに映し、みんなで観察して理解を深めた後に、課題の予想をしました.

講座の後半では、大学近くの水田へ行き、3グループに分かれてプランクトン採集を行いました.

実験実習室へ戻り、水田の試料をみんなでモニターを通して観察しました。予想と合っていたのか確認し、プランクトンへの理解を深めました.

 
【田中所長の湖沼の解説】

 
【水田でのプランクトン採集】

 
【水田で見つけたミジンコを観察中】