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プランクトン図鑑

袋形動物門

Notholca labis

【和名:シリキレシマワムシ】 長さ140~180μmで,前縁に3対の刺状突起を有する.後端は短く,突出する.殻の表面に10~12本の条線を有する.全国的に分布するが,冬季あるいは低水温期に見られる.少ない.  

Platyias patulus

【和名:カクネコワムシ】 160~260μmの5角形.突起の長さでいくつかの変種が区別される.全国の湖沼に広く見られる.

Platyias quadricornis

【和名:カドマルネコワムシ】 体長170~340μmの円形,あるいは卵円形.殻背面には明瞭な五角形の紋様を有し,微小な粒状突起が並ぶが,生体では見えにくい場合もある.前縁,後縁にそれぞれ2本の刺状突起を有する.全国的に分 …

Ploesoma truncatum

【和名:スジワムシ】 200~300μm.背面から見ると大きな三角形の模様がある.全国の湖沼に普通に見られる.     

Polyarthra euryptera

【和名:ヒロハネウデワムシ】 体長は160~230μm.付肢は幅広い葉状を呈し,同じPolyarthra属の他種とは容易に区別できる.全国の湖沼に分布する普通種.  

Polyarthra vulgaris

【ハネウデワムシ】 体長130~180μm.付肢は剣状で体長よりもやや長い.国内ではPolyarthra triglaの名称が長く使われてきた.全国の湖沼に広く分布する普通種.   

Pompholyx complanata

【和名:アワワムシ】 長さ80~90μm.前方の中央が突出すること,及び後方の丸い孔で区別できる.全国の湖沼に広く分布する.

Schizocerca diversicornis

【和名:ツノワムシ】 体長19~380μmで,前端に大小4本,後端に2本の刺状突起を持つ.棘の長さは変異が大きい.全国の湖沼に分布する.

Testudinella patina

【和名:ヒラタワムシ】 体長140~200μmの扁平な円形.全国の水生植物が多い池沼に普通に見られる.

Tetramastix opoliensis

【和名:ヨツウデワムシ】 体長は200μm前後.前肢2本および後肢2本を有する.後肢は長短2本であるが,写真のものは短い肢が見えにくい.全国的に分布しているが,報告例は非常に少ない.    

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