2024年8月9日(金)にプランクトン広め隊としてのイベント、「珪藻を見てみ隊」を開催しました.プランクトン広め隊は、株式会社クリマロ代表の栗田こずえさんと桑名市在住のプランクトン研究者の坂口林香さんが発起人となり、生物学研究所の牧田直子研究員が加わることで結成されました.プランクトンの魅力をもっと知ってほしい!という思いを、まずは珪藻を見てみようというテーマで実現させました.

午前の部では12名、午後の部では4名の小学生(とそのご家族)が参加されました.河原の石から珪藻を採集して、顕微鏡で観てみよう、珪藻のプレパラートを作って、さらに拡大して観てみよう、というのが今回の内容で、実習は牧田研究員が担当しました.

珪藻を含め、生きたプランクトンの顕微鏡映像をモニターに映した途端に歓声が上がり、参加者の小学生や保護者の皆さんも大興奮でした.坂口さんによるプランクトンの説明や、生物学研究所の田中正明所長の顕微鏡で観ながらのプランクトン解説に、参加者からの質問もあり、プランクトンや珪藻に興味津々でした.

栗田さんはこの日のために、珪藻の形をしたクッキーを準備していました.いくつかのデザインは牧田研究員も協力し、16種類も作られていました.顕微鏡で観たのと同じ形のクッキーもあり、参加者はお土産として珪藻のプレパラートとクッキーを持ち帰りました.
 参加してよかった、楽しかった、また参加したいという感想を多数いただきました.

 
【イベントの案内チラシ】

 
【実施内容を説明】

 
【珪藻のクッキー】