動物プランクトン
Keratella valga
【和名:コシボソカメノコウワムシ】 長さ100~150μmで,前方に6本,後方に2本の刺状突起を持つ.背面に亀の甲のような文様がある.全国の湖沼に広く分布する.
Latonopsis australis
【和名:ミツオミジンコ】 体長は0.87~1.42mm.殻は透明あるいは浅黄色を呈する.後腹隅に3本の長い剛毛を有する.門田定美博士が埼玉県からLatonopsis Kokuboiを報告しているが,本種との分類学的検討が …
Lecane brachydactyla
【和名: 】 100~130μm.前縁に短い突起を持つ.前縁がやや波状で,後縁は杯型.高層湿原,北海道の腐植性湖に見られる.
Lecane bulla
【和名:タマゴガタエナガワムシ】 90~170μmの長卵円形で,先端がペン先状になった細長い趾をもつ.水草の多い池沼,湿地に見られる.
Lecane hornemanni
【和名:】 体長100~140μm.前縁は幅広く,やや円みを帯びて膨らむ.趾は太く,剣状で先端は尖る.全国の水草の多い池沼や,湿地に分布するが,少ない.
Lecane latissima
【和名:】 山元孝吉博士によって命名された輪虫で,殻の長さ100μm前後,長さよりも横幅が広い.前縁にはくびれや突起物はなく,幅広く広がる.殻面には紋様がある.水草の多い浅い池沼に見られる.全国的に分布するが,報告例は少 …
Lecane ludwigia
【和名:ミツトゲツキガタワムシ】 長さ100~120μmで,2本の尖った趾(剣上の突起)を持つ.前方には2本の角を持つ.後端は尖るものと,角張るものがある.尖るものをf. ludwigia,角張るものをf. ercode …
Lecane quadridentata
【和名:カドエナガワムシ】 110~190μmの卵円形.中央に1対の鎌状の突起をもつ.水草の多い池沼,湿地に見られるが,希種.
Lesquereusia modesta
【和名: 】 殻は100~150μmで,渦巻き状になる.L. spiralisに似るが,表面が砂粒で模様がなく,区別できる.全国の池沼や腐植性水域に見られるが,報告例は少ない.
Lesquereusia spiralis
【和名:ウズツボカムリ】 殻は150~250μmの渦巻き状で,表面に棒状の模様を持つ.全国の池沼や腐植性水域に見られるが,少ない.