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動物プランクトン

Schizocerca diversicornis

【和名:ツノワムシ】 体長19~380μmで,前端に大小4本,後端に2本の刺状突起を持つ.棘の長さは変異が大きい.全国の湖沼に分布する.

Sida ortiva

【和名: 】 体調0.8~2.5mm.湖沼の水草帯に生息するミジンコで,頭部背面の固着器官で水草に付着する.従来Sida crystallinaとされてきたが,日本産のものは本種である.

Testudinella patina

【和名:ヒラタワムシ】 体長140~200μmの扁平な円形.全国の水生植物が多い池沼に普通に見られる.

Tetramastix opoliensis

【和名:ヨツウデワムシ】 体長は200μm前後.前肢2本および後肢2本を有する.後肢は長短2本であるが,写真のものは短い肢が見えにくい.全国的に分布しているが,報告例は非常に少ない.    

Tintinnopsis fluviatile

【和名: 】 長さ50μm前後.円筒状で後端は丸みを帯びる.全国的に分布する.  

Tintinnopsis lacustris

【和名: 】 長さ40~80μmのつぼ形.殻は微小砂粒によって形成される.全国の湖沼のプランクトンとして出現する.

Trichocerca capucina

【和名:ネズミワムシ】 長さ100~180μmで,前端の大きな三角形の歯が特徴.全国の池沼や湿地に広く分布する.

Trichocerca cylindrica

【和名:ツメナガネズミワムシ】 体長280~400μmの円筒形で,趾は体長とほぼ同長のものと,短いものからなるが,短いものは見えにくい.前縁には鉤状に湾曲した歯を一本有する.全国の水草の多い沼地や湿原に広く分布し,浮遊種 …

Trichocerca similis

【和名:フタヅノネズミワムシ】 体長150~250μm.前方に2本の長い刺状突起を持つ.全国の池沼の水草帯に普通に出現する.

Trichodina pediculus

【和名: 】 直径35~60μm.樽状であるが,固定すると収縮変形する.珪藻類のCyclotellaと見誤った例を見るが,繊毛を有することで区別は容易である.全国的に分布する.

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