Gomphonema acidoclinatum
【和名: 】 長さ25〜70μmのクサビ形で両端が尖る.本種はGomphonema gracileと同定されていることが多く,今後の検討が必要である.河川,湖沼に広く分布する.
Gomphonema acuminatum
【和名: 】 長さ20〜70μmのクサビ形.形態の変異が大きく,いくつかの変種を区別する研究者もある.河川,湖沼に広く分布する.
Gomphonema italicum
【和名: 】 長さ25~65μm.Gomphonema truncatumに似るが,くびれが弱いこと,および条線が全て1列の点紋からなることで区別される.全国の河川,湖沼に分布すると思われるが,報告例は少ない.
Gomphonema pseudosphaerophorum
【和名: 】 長さ30~50μm.Gomphonema sphaerophorumに似るが,くびれが浅く,丸い突起部が大きいことで区別できる.報告例は少ないが,全国的に分布する.
Gomphonema truncatum
【和名: 】 長さ25~65μm.Gomphonema italicumに似るが,条線の一部の点紋が2列からなることで区別される.全国の河川,湖沼に広く見られる.
Hexarthra fennica
【和名:オナシミジンコワムシ】 体長250~300μm.体の後端の母指状突起を欠くことでH.mira(ミジンコワムシ)と区別できる.全国的に分布するがH.miraに比べれば少ない.汽水域にも出現する.
Holopedium gibberum
【和名:ホロミジンコ】 1.0~1.8mmで,ゼラチン質の外皮を持ち,大きなホロを広げたように見える.北方性種と考えられ,比較的深い湖沼に見られる.
Hydrosera triquetra
【和名:カサネサンカクヅツケイソウ】 70~130μmの三角形を二つ重ねたような形態の大型種.長く連結して,汽水域にも見られる.全国の河川,湖沼に広く見られる.付着性種.Hydrosera whampoensisとされた …
Kellicottia bostoniensis
【和名: 】 体長400~800μm.Kellicottia longispinaは長短6本の刺があるが,本種は4本で区別できる.北米からの外来種.全国的に分布が拡大している.