Microcystis wesenbergii
【和名:カンテンアオコ】 カンテン質の中に入っていることで,いくつかあるアオコの種類の中で区別しやすい.全国の湖沼に普通に見られる.
Moina macrocopa
【和名:タマミジンコ】 体長は0.8~1.4mm.背中に大きな育房を持ち,多い場合は60個ほどの卵が入る.全国の池沼,水田,養魚池に広く分布する普通種.養魚の餌として大量に培養されている.
Notholca labis
【和名:シリキレシマワムシ】 長さ140~180μmで,前縁に3対の刺状突起を有する.後端は短く,突出する.殻の表面に10~12本の条線を有する.全国的に分布するが,冬季あるいは低水温期に見られる.少ない.
Oscillatoria kawamurae
【和名:カワムラユレモ】 根来健一郎博士が琵琶湖から記載した大型のユレモ.幅は56~78μmで顆粒をもつ.トリコーム(ユレモ目,ネンジュモ目等の糸状に細胞が並んだものをいう)はまっすぐで,湾曲したり,連接部がくびれたりす …
Oscillatoria princeps
【和名:】 直径20~50μm.長い柱状の群体.群体の先端が片側にわずかに湾曲する.全国的に分布する.
Pediastrum araneosum
【和名: 】 細胞は18~25μm.2本の突起を持つ.細胞表面に網目状の模様がある.全国の池沼に広く分布する.特に腐植性水域に多い.
Pediastrum araneosum var. rugulosum
【和名: 】 細胞は20μm前後.細胞が互いに縫合されたように密着する.表面には網目模様を持つ.腐植性水域に出現する.
Pediastrum argentiniense
【和名: 】 細胞は四辺形で,群体の外側に突起を持たない.南アメリカから報告された種であり,報告例は少ない.国内では知床半島,兼金沼(野付郡別海町)など北海道から知られる.稀種.
Pediastrum biwae
【和名:ビワクンショウモ】 個々の細胞は20~30μm.通常は16~64細胞で群体を構成する.外側の細胞の角は1本で,隣り合う角は先が接近する.細胞の細いものをvar. triangulatum(ホソビワクンショウモ), …