Cymbella janischii
【和名:】 長さ120~340μm,幅45~65μm.条線は10μm当たり8~11本.殻の中央に1個の遊離点を有する.樹枝状の粘液柄によって石礫などへ付着する.本種は外来種であり,多摩川,筑後川などではミズワタ状の付着物 …
Cymbella mexicana
【和名: 】 長さ80~165μm,幅24~33μmの大型種.殻の中央に1個の遊離点を有する.条線は10μm当たり10~12本.九州,関東地方の河川,北海道の湖沼に分布する.昭和40年代には,多摩川支流で多産した例がある …
Cymbella tumida
【和名: 】 長さ38~98μmの三日月形.遊離点1個をもつ.形態の変異が大きい.全国の河川,湖沼に普通に見られる.特に河川中流域の代表種.付着性種.
Cyphoderia ampulla
【和名: 】 長さ60~150μm.開口部はほぼ円形.くびれ部分の太さ,長さについては変異が多い.池沼の水草帯,腐植性水域に出現する.
Daphnia ambigua
【和名:マギレミジンコ】 0.7~1.0mmで,吻から第1触角に形態的な特徴がある.殻刺は欠くか短い.全国の池沼に広く分布し,最近は増加する傾向が認められる.
Daphnia galeata
【和名:カブトミジンコ】 1.3~3.0mmで,頭頂がとがる.殻刺は長く,体長の2分の1以上が普通.全国の湖や池沼に広く分布し,夏季に多い.最近,分布が拡大する傾向が認められる.
Daphnia pulicaria
【和名:オオビワミジンコ】 1999年6月に突然琵琶湖に出現した大型のミジンコ.体長は1.5~3.0mm.北アメリカの太平洋岸の湖沼のものとDNAが一致する.後腹部の尾爪の基部に大きな刺列を持つ(写真を付す).琵琶湖をは …