コンピュータ教室のWindowsパソコンに入っているGCC開発環境「MinGW（ミンジーダブリュー）」のインストール手順を掲載します．自宅PCにインストールする際の参考にしてください．

■ダウンロードと展開

1. Webブラウザで「MinGW-w64」サイトに接続します．
   https://www.mingw-w64.org/
    

2. [Downloads]をクリックします．
   

 

3. 下にスクロールして[MingW-W64-builds]をクリックします．
   

 

4. [Mingw-builds]の下の[GitHub]をクリックします．
   

 

5. [Release of 13.2.0-rt_v11-rev0]の下の[x86_64-13.2.0-release-win32-seh-msvcrt-rt_v11-rev0.7z]をクリックします．
   

 

6. ダウンロードが完了するまでしばらく待ちます。ダウンロードされたファイルは「x86_64-13.2.0-release-win32-seh-msvcrt-rt_v11-rev0.7z」．
   

 

7. ダウンロードしたファイル（x86_64-13.2.0-release-win32-seh-msvcrt-rt_v11-rev0.7z）を適当な場所に移動して展開します．
   

 

8. 「mingw64」フォルダが展開されます．（例ではD：￥x86_64-13.2.0-release-win32-seh-msvcrt-rt_v11-rev0\mingw64\）
   

 

■設定（実行モジュールの配置とMinGWをコマンドラインから使うためのPath設定）

1. 展開してできた「mingw64」フォルダをCドライブ直下にコピーします．
   ダウンロードしたファイル、展開してできたファイルは削除します．
   

 

2. 「システムのプロパティ」をコマンドから起動します．
   （Windowsキー + R を押下し、”control sysdm.cpl” を入力後、[OK] をクリック）
   

 

3. 「システムのプロパティ」が表示されるので、[詳細設定]タブを選択し、[環境変数]をクリックします．
   

 

4. 「環境変数」が表示されるので、「システム環境変数」の「Path」を選択し、[編集]ボタンをクリックします．
   

 

5. 「環境変数名の編集」が表示されるので、[新規]ボタンをクリックします．
   

 

6. MinGWのbinディレクトリとして、”C:\mingw64\bin\” を入力して、[OK]をクリックします．
   

 

7. 「環境変数」及び「システムのプロパティ」は[OK]をクリックして終了します．
   
   

 

8. Pathが正しく設定されたかを確認するため、「コマンドプロンプト」を起動します．
   （Windowsキー + R を押下し、”cmd” を入力後、[OK] をクリック）
   

 

9. コマンドプロンプトが起動しますので、”gcc -v” または “g++ -v” を入力し、コンパイラのバージョンを表示させることで
   MinGWのPath設定を確認します．
   
   

※コンパイラのバージョンが13.2.0と表示されたことが確認できます．

 

10. 以上でMinGWの設定は終了です．